テコンドーには、4種類の競技があります。
・トゥル(型)
・マッソギ(組手)
・パワーブレイキング(威力)
・スペシャルテクニック(特技)
道場生はすべて習うことができますが、やっているうちにそれぞれ皆さん得意な競技が出てきます。
もちろん全部極める人もいます。
あなたが気になるのはどれでしょうか?
詳しく見てみましょう!
トゥル(型)
トゥルは、型です。
空手や拳法など他の武道にもありますね。テコンドーにもあります。
トゥル(型)は実際の攻防を想定し、一連の流れのある複数の動作によって構成されています。
型は武道の根幹であり、力の出し方は型から学ぶところが大きいです。
トゥルが上手な人は、実際に組手(マッソギ)でも力強い技を出せて強くなることが多いです。
競技としては、級、段ごとに分かれて技術を競い合います。
採点のポイントは各動作においての
・正確さ
・力強さ
・バランス
・タイミング
・呼吸の調節
・美しさ、滑らかさといった芸術性
です。
ミスをしないよう、途切れることなく、トゥルの流れをやり切るには、集中力が求められます。
マッソギ(組手)
マッソギ(組手)は、手技・足技の打撃による攻防を行います。
マッソギでは、相手の出方を見極め駆け引きを行う戦術が必要になります。
また、力をコントロールしながら相手の急所2センチ以内に正確に攻撃を決める技術も必要です。
精神力も求められ、テコンドーの総合力が試される実戦競技です。
マッソギ(組手)では、体重別にクラスが分けられ、ライトコンタクト(力を抑制した上で、相手に直接接触する方式)で行われます。
試合では、相手に対して的確な攻撃が決まった場合、または完璧な防御が出来た場合にポイントが加算されるルールになっています。
ポイントは、攻撃が決まった箇所、技の難易度によって点数が分かれます。特に難易度の高い足技には高いポイントが加算されます。
背面、帯から下への攻撃は禁止されています。
反則行為を行った場合には減点、失格もあり得ます。
パワーブレイキング(威力)
パワーブレイキングは、板割りの競技です。
手技・足技により割った板の枚数を競います。
板は単純な筋力だけでは決して割ることは出来ません。一瞬で一か所に潜在的な力を出す身体操作は、テコンドーの力の理論を体現できてこそできる技です。
正確な技術、手技、足技のパワー、スピードも必要とされ、技の完成度が問われます。
スペシャルテクニック(特技)
スペシャルテクニックも、板割りの競技です。
高い位置や、遠い位置に置かれた板を、飛び蹴りで割り、その完成度で競います。
跳躍の高さ、空中でバランス、正確性、柔軟性がそろって、高く遠いところの板が割れます。
しかも一発勝負です。
高い身体能力と技術、集中力も求められます。
今日のてこん!
テコンドーの競技の種類がわかりましたか?
あなたがやってみたい競技、みてみたい競技はどれでしょう?
千里の道も一歩から。
テコンドーに興味がでたら迷わず道場へGO!
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